【不動尊を巡る風旅】自転車で辿る無動寺と大龍寺の道

近畿36不動尊ってご存知ですか??

調べると関西には、日常の喧騒から離れて心を静める場所が数多くあります。

その中でも、特に信仰と自然、歴史が一体となった霊場巡りが「近畿三十六不動尊霊場」です。「不動明王」は怒りの表情で煩悩を焼き尽くす仏様。現世利益を願う人々に古くから信仰されてきました。この霊場は、近畿2府4県(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山)に点在する不動明王を本尊とする36の寺院を巡るものです。

「36」という数字には意味があります。不動明王の従者「三十六童子」、そして人の心を惑わす「三十六煩悩」。つまり、36の霊場を巡ることで、心の迷いを一つ一つ手放していく、そんな祈りの旅でもあるのです。

各霊場では御朱印や「不動玉」と呼ばれる水晶の数珠玉をいただくことができ、すべて巡ると一連の念珠として仕立ててもらえるという楽しみも。108個まで集めれば、さらに特別な「本連」にも。

道中では、山間の静かな寺、街中の歴史ある名刹など、バラエティ豊かな寺院と出会えます。移動は車でも電車でもOK。自分のペースで巡れるのが楽しむ一つです。

「信仰」というと少し堅苦しく感じるかもしれませんが、日常を離れて自然と向き合い、静かに手を合わせる時間は、現代人にとって貴重な“心のリセット”。特別な知識や宗派へのこだわりも不要で、誰でも気軽に始められるのも魅力です。

ってことで36不動尊の場所を調べると自転車で回れないわけでもない。

そして、今回は西で一番遠い無動寺と近くにある大龍寺さんの2つに行くことにしました。

朝6時スタート

目指すは近畿36不動尊の西で1番遠い無動寺へ。

そして、もう一つ大龍寺へ。

今回はこの2つを目指します。

大阪から往復すると100キロ越え。

獲得標高は1300アップ。

三宮からの有馬街道が地味に足にくるヒルクライム。

3月も終わりが近づく中、この日の天気はすこぶる良くて春越して初夏模様。

では、行ってみよう。

朝の通天閣はいつもの様にまだ静か。

これが時間が経つにつれて歩くのも大変になるほどの人で溢れる。

朝はまだ走りやすくて良いので朝早くから走るのが個人的には好き。

難波のオタロードも同じで、人が少ないのでスイスイ進む。

アメ村あたりは違って朝帰りの人でまだ人もいる。

眠らない町だ。

いつもの様に福島方面まで出て行き2号線から野田阪神へ向かい、淀川を渡ってからのひたすら2号線を走っていく。

2号線は信号が多く信号で止まる所も似ている。

今回は三宮からのヒルクライムが控えているので体力を残しつつ走っていく。

大阪市内からも1時間あれば尼崎まで走れる。

これがロードバイクの力でもある。

過去にママチャリで三ノ宮に行ったこともあるが、これは本当にヤバかった。

帰りは自転車捨てて帰ろうと思うほどしんどい思い出があるが、ロードバイクでもしんどくなるけど時間もエネルギーのら使い方も違うのでやっぱり楽。

そんな思いでもありながら、三ノ宮を目指して行く。

すれ違うロードバイクの方や追い抜いて行くロードバイクの方。

そんな感じで走りながら三ノ宮に到着。

インスタ映え間違いなし!BE KOBEモニュメントの魅力

神戸にはBE KOBEというモニュメントが多くある。

自転車乗りとして映えるスポットを撮ることは多い。

三ノ宮にあるのたまたま走ってて見つけたからラッキー。

有馬街道を目指して目に入ってきた光景。

激坂区間の始まり。

車も通るのでより注意しながら走る。

有馬街道ヒルクライム好きな方にはいい坂なんだろけど、自分の足にはよくこたえる。

休まずに走れているだけありがい。

5キロほど坂を登っていったん下り坂になりファミマで補給。

次は無動寺を目指す際に坂があるのでそこまでは気持ちよく走る。

無動寺の看板が目に入り、そこから少し進むと激坂区間。

距離は短いので足さえ回せれば大丈夫。

それでも楽では無いけど登って無事到着。

激坂の後の静かな無動寺

誰もいないけど、それがまたいい。

インターフォン鳴らす様に書いてあったので鳴らしてお堂が開くのを待つ。

待つ。

待つ。

インターフォン鳴らしたよな?

ピンポンと音もなかったので、不安になり次はボタンをしっかりと押す。

中から物音が聞こえたから大丈夫。

念珠玉を貰いにきたことを話して少し休憩して再び出発。

念珠玉は一つ1000円します。

残りあと35個。

次に向かう先は大龍寺へ。

先程来た道を戻りつつ途中から神戸箕谷線へ。

再びヒルクライムして足もしんどさを感じながら目指す大龍寺。

無事に着きました。

六甲の山歩きとともに、大龍寺でひと息

こっちの道はほとんど車も少なく走りやすい。

ここは、六甲山へ行く登山客の道へともなったいるみたい。

登山者が多くいました。

自転車止めて、見渡す大龍寺の坂道階段。

結構登る。

足に来る登りがお堂の中で念珠玉をいただく。

暖かいお茶も用意してくださり体は暑いけど、暑いお茶が美味しい。

しいたけ茶だ。

さて、あとは再び戻っていく。

ダウンヒル。

こっちの方が勾配がきつい様に感じる。

ほぼ降るだけなので良いが登るのは大変だな。

帰り道は国道2号線。大阪まで一直線!

さて、時刻はまだ11時過ぎ。

このまま大阪へ向かってあとは家でゆっくりしよう。

暑くて疲れも溜まってきたし、休憩しなが家路へ。

朝と昼との気温差が完全に夏を思わせる暑さになり始め、サイクリングの季節が来たなって思わせてくれます。

14時30分ごろ無事に自宅へ帰還。

朝6時過ぎから14時30分ごろ

約8時間のライド。

距離110キロほど。

獲得標高1300アップ。

良い距離走れました。

そして近畿36不動尊も2ヶ所行く事ができました。

残り34ヶ所。

まだまだ始まったばかりですが、時間見て走りたいと思います。

最後までご覧くださりありがとうございます。

もし今後も応援よろしくお願いします。

また、よかったらあなたも念珠玉やってみてください。

第10番札所 無動寺

無動寺(むどうじ)へのアクセス
所在地は神戸市北区山田町福地新池100。公共交通では、神戸電鉄・箕谷駅から神戸市営バス111系統に乗り、「福地」バス停で下車、徒歩約10〜15分です。車利用の場合は阪神高速「箕谷」出入口よりおよそ11分、駐車場も完備されています。

拝観時間・料金
通常は午前9時から拝観可能で、11月~3月は16時30分まで、12月~3月は閉門が早まる点に注意。拝観料は大人300円、小中学生は100〜150円です。

見どころ
近畿三十六不動尊霊場の第10番札所であり、国指定や県指定の重要文化財を含む仏像を間近で拝観できる貴重な寺院。御朱印もいただけ、巡礼記録としても人気です。

アクセス時のヒント
バスの本数は1時間に1本程度のため、時刻表の確認をお忘れなく。駅から境内まで坂道が続くので、歩きやすい靴がおすすめです。

自転車の方は坂道登る体力あればオッケーです。

第9番札所 大龍寺

アクセス・所在地
兵庫県神戸市中央区再度山1‑3。公共交通ではJR神戸線「三宮駅」から市バス25番(森林植物園行き)・7番・111番等で「大龍寺山門前」下車、徒歩5~10分ほど。冬季は運行曜日に注意が必要。車では阪神高速京橋ICまたは京橋出入口から約20分。境内前に15台程度の駐車場があり、山道の坂登りも気にならない方なら快適です。

拝観時間・料金
境内は終日自由拝観。御朱印や納経所の受付は9時~16時(遅くとも17時まで)。通常は無料ですが、文化財公開(本尊など)には300円程度の拝観料が必要です。

見どころ
本尊の聖如意輪観音像をはじめ、弘法大師ゆかりの「亀の岩」・朱塗り山門・木造菩薩立像など貴重な文化財が揃います。弘法大師が再度山に二度登ったという由緒深い寺でもあり、「中風封じ」の信仰も古くに遡ります。

訪問のヒント
境内への道中には石段や自然豊かな参道が続くため、歩きやすい靴で。バス利用の場合は、事前に時刻表を確認の上、平日・休日・冬期の運行状況にご注意ください。

巡礼にもぴったり
近畿三十六不動尊の第9番札所。また、摂津・西国・十三仏・七福神など複数霊場に合わせて巡ると、御朱印集めも楽しくなります。

三ノ宮から激坂を登った先にあります。自転車の方もヒルクライム好きなら是非一度登り大龍寺さんに行ってみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA