【自走280キロ】大阪から淡路島へアワイチの絶景と映えスポット5つの旅

大阪から淡路島へアワイチの絶景と映えスポット旅

2025年の夏なかなかロングライドする機会がないまま7、8月も終えて、9月に入り、連休を使ってロングライドしようと考える。

もともとは舞鶴目指して走るか、鯖街道走るかを計画していたが、天気がころころと変わりやすい9月の気候。

数日前から天気予報が雨に変わる。

ほぼ雨予想確定。

雨が降るってわかっていて走りには行きたく無い派。

東西南北の天気予報みて進路変更を検討。

南の和歌山串本まで行く?

白浜ぐらい?

加太往復する?

深日港から大阪へ戻る湾イチ(ワンイチ)する?

東は5月に愛知へのロングライド行ったので、パス。

西しか無いな。

連休だし、まだアワイチした事ないからアワイチに行こうと計画。

行くからには自宅から自走アワイチ。

2回目以降は、輪行でも車でもいいけど、今しかできない自走アワイチ(約280キロ)をしようとおもう。

実は過去にアワイチしようと思ってチャレンジしたけど、出発して10キロほどで腰痛で残念し、翌日体調整えて無理せずにアワイチではなく淡路島までのサイクリングしに行くということもありました。

40歳越えてくると色んなことが出てくる。

そう思うと自走アワイチも今しかできないかもしれないし、これからもできるかもしれないけど今やろうと思って今回挑戦する。

もし、アワイチしようと思う方の何か参考になると嬉しいです。

6時30分のジェノバライン明石港を目指す

深夜2時30分にスタート。

前日は22時過ぎには寝て、2時起き。

なんとか目覚ましのおかげで起きる事に成功。

あまり寝過ごすことは少ないので起きることはほぼ大丈夫。

忘れ物チェックとパラチノース(エネルギー持続剤)作って、朝食のパン食べて、サイクルウェアに着替えてスマホ持って、お金も持って出発。

パラチノースが気になる方は下記をご覧ください。

※個人差はありると思いますが、個人的には長距離走る際には必須で用意します。

まず向かう先は西明石にあるジェノバラインへ行く。

一番の便が6時30分。

これに間に合うように走りたい。

朝一番に乗れるだけでそれだけ早く帰ることもできて、後がゆっくりできるから。

基本は帰った後は寝るだけに違いはないが、使ったものを片付けたり、整理したり、家族に好きな時間使わせてもらっているからこそ、家のことも少しはやらないといけないと思っているからである。

さて、大阪から西明石まで片道約60キロ。

電車で行こうと思うと最寄りからでは間に合わない。

大阪駅からだと5時発に乗って6時8分着のがあってギリギリ間に合うかもしれないが、輪行準備でギリギリ間に合うかどうか不安も大きい。

ホームページにも10分前には明石港に着いて欲しいと記載されている。

なので、自走で向かう事に。

夜中に2号線を走るのは車も少なくなるので良いのだが、信号が多くて進みにくい。

何が言いたいかというと60キロ道のりは2時間30分もあれば走れる距離だが信号で止まる事で3時間30分ほどかかってしまうという信号機問題です。

明石までの全力で走るならもう少し早く行けるかも知れないし、グループライドでも違うかもしれないが、今回はアワイチも控えているし、私はソロライダー。

だからこれだけ時間がかかってしまうことを逆算して走ります。

とにかく6時30分に間に合うのか、逃したら7時30分。

1時間の差は大きい。

サイコンで距離を確認しながらペース配分行う。

神戸のポートタウンあたりに5時前に到着。

信号待ちで撮る。

ここからは信号が少なくなってくるので走りやすい。

そして日の出時刻5時30分ごろ。

明るくなり始めてさらに走りやすくなる。

明石海峡大橋が近づく。

そして、いつもここまでくると立ち止まって見たくなる景色。

電車も走り始めている。

この日は曇り晴れ予報だが、この時間はまだ雲が多いが晴れている時にはエモい景色を見せてくれる。

明石港まで残り約10キロ。

6時30分の出発までにはよっぽどのことがない限りは間に合う事が決定した。

再び信号待ちで明石海峡を眺めて、先を進む。

深夜に走ってて汗もかくし、お腹も減ってきた。

明石港の近くのコンビニで補給食のおにぎりと水を購入。

ジェノバライン明石港に6時着。

切符を購入する1000円(大人700円+自転車300円)。

これで6時30分発の淡路島行きは確定したので、時間までしばらく休憩。

海と山を眺めながら走る150キロアワイチ

アワイチ約150キロ

天気の問題もなさそうで無事に6時30分明石港を出港。

まだ朝一番の便だけに人も少ないしサイクリストも少ない。

多分10人もいなかったはず。

海を眺めながら、塩の香りを感じながら、おにぎり食べて、水分補給。

明石海峡大橋の下から景色ながめて、岩屋港へ。

約15分の船旅を終えて、いざ出発。

6時45分岩屋港を出発しまず向かうのは、アワイチモニュメント。

ここが出発地(0キロスタート)

今回のアワイチは一般的な時計回りルートでスタート。

いきなり150キロ走る自信の無い方は10時間で淡路島の東側、南あわじ、淡路島の西側と泊まりながら巡るのもいいと思う。

自分は日帰り挑戦なので泊まる事なく、映えスポットを巡りながら補給しつつ走り10時間で完走できればよしと考える。

なので7時から始まり、10時間後の17時(夕方5時)には終えて、帰りたいのが一つの目標。

どんなアワイチになるか楽しみです。

まずは洲本までまずは向かう。

真夏の暑さも無く朝は気持ちよく走れる。

夜中から走っていて、汗が出る為トイレに行く事なかったけど、急にトイレに行きたくなりトイレ休憩に立ち寄ったのが道の駅東浦ターミナルパーク。

サイクルラックもあるので休憩にも便利な道の駅。

まだ7時台でお店も空いてないのでトイレだけ行って再びスタート。

20分ほど走って見えてくるまずは東側の海。

だいたいここでの景色を撮りたくなる。

わかる人にはわかるはず。

雲が多いためにこの日は走りやすいのが助かる。

しかし、暑いのは暑い。

変わらず汗が噴き出る。

このまま洲本へ向かう。

淡路島で有名な映えスポットAWAJIモニュメント

途中の看板見ながら今は淡路島走ってるんだなって思いながら気持ちよく走らせてもらう。

そして、8時。

洲本に到着。

淡路島でも有名なAWAJIモニュメントがある所。

まだお店も開いてなかったために外から撮らせてもらう。

そして、約6キロ先にある次はドラゴンクエスト記念碑へ。

ここも淡路島と言えばの映えスポット。

8時20分ここで休憩。

疲れが出てくる。

大阪から約100キロほど走ってきた。

熱中症避けるためにも水分補給よく行い、お腹が減ってなくても固形物を腹に入れる。

そして淡路島の超有名ホテルホテルニューアワジ。

関西人なら誰もが歌えるのではいかと思うほど有名な歌がある。

知らない方は是非見て欲しい。

♩ホ♪テ♬ル♩ニュー♪ア♬ワ♩ジ

ここまで自転車で来れた事がすごい。

普通に考えれば自転車でくるところでは無い。

車で来るところだから。

自転車の素晴らしさを改めて感じながら南あわじへのヒルクライムの始まり。

映えスポット ナゾのパラダイス

もったよりきつい。

足もまだ動くけど、しんどい。

勝手に大した事ないと思ったけど大したことあるほどしんどいし、ビワイチと全く違うほどのちゃんとしたヒルクライム。

※ホテルニューアワジの先にコンビニあるのでそこで水分補給や栄養補給してから走るのがオススメ。

なんとか無事に登りきる。

そして、見えてくる謎のパラダイス。

淡路島の「ナゾのパラダイス」は、探偵ナイトスクープにも取り上げられた場所昭和のレトロ感あふれる珍スポットとして全国的に知られました。摩訶不思議な展示や独特すぎる世界観で笑いと驚きを与えてきましたが、残念ながら現在は閉館。今なお“伝説級”の珍名所として語り継がれています。

でも自分の足でここまでこれたのもなんだが嬉しくなったし、懐かしく思えた。

登りが終えるとお待ちかねのダウンヒル。

スピードには気をつけながら降りて行く。

そして、終えた後の海が広がる。

まだ時刻も9時30分。

ひたすら南あわじの海を眺めて走る南淡路水仙ライン

ここからがひたすら海岸沿いを走る。

約50分ほどはこの海岸沿いを走る事ができる。

所々でアワイチの看板もあるので道も間違いにくくはなっています。

しかも車も少ないので走りやすいが、路面は傷んでいるところもあるので、あまり脇見運伝には注意が必要です。

そして再び始まるヒルクライム。

海見て気持ちよく走っている中でのふと現れる坂。

これが堪える。

でも登るしかない。

頑張れ俺の足。

登って下ってまた登ると言うヒルクライマーにはたまらないのかも知れないがポタリングの私には堪える登りと降りの繰り返しが心を折れさせる。

さらに9月になっているのに耳に聞こえるセミの声。

まだセミいるのかと思いながらゆっくりでもいいから一漕ぎ一漕ぎして進む。

もはや歩いた方が早いのでは無いかと頭をよぎるが、足つきせずにアワイチしたいのがサイクリストの性。

明らかに登れない坂なら諦めるが、漕げない勾配でも無いのでゆっくり漕いで行く。

峠を越えて平坦の道を走る。

田畑が広がる景色を眺めて今年の米にも期待を抱く。

30分ほど漕いで次の目的地福良に到着。

時刻は11時。

観光客も増えて、人も多い。

サイクリストもちらほらいる。

ここで腹ごしらえしようと考えるが、あまりお腹に入らない。

むしろ暑さで冷たいものが摂りたいぐらい。

向かいにローソンもありそこで水分補給。

と映えスポットで写真を撮る。

鳴門大橋が見えるところまで走ってきた

福良で有名なジェラートも人が多くて食べたいけど諦めて次の目的地大鳴門記念館に向かう。

再びヒルクライムの始まり。

南あわじのこの繰り返すヒルクライムがあまり他の〇〇イチとは違うぐらい登る。

おっ玉ねぎと言う玉ねぎオブジェと鳴門大橋を見に行きたかったが、まさかの大渋滞。

大鳴門記念館へ立ち寄る分岐点で45分待ち。

この横を自転車で走るのも危ないと判断して、諦めてこのままダウンヒルの始まりで見えた景色と鳴門大橋をバックに写真を撮る。

この時時刻は12時前。

一応鳴門大橋も見れたし、今回はこれでよし。

また、次回アワイチした時にもう少し早く立ち寄ろうとこのブログを参考にするためにも残しておく。

後はほぼ平坦な道を北上して進む

このまま進んで淡路島の西側を進む。

ここまでくるとヒルクライムもほぼ無い。

多少の勾配がうるところもあるが、基本は平坦道。

岩屋から95キロ。

穏やかな海の海岸線を眺めてひたすら北上して行く。

13時前にはサイクリストの休憩ポイントで有名なローソン 慶野松原店。

ここで水分補給しながら無理にでもお腹に固形物を入れておかないと走れない。

やっぱり走るにはエネルギーが必要。

ここで一つ紹介。

タンパク質がしっかりとれるソーセージ。

カロリーメイトもいいが長時間走ると筋肉疲労と共に有酸素運動も越えて筋肉分解も起こってしまうので少しでもタンパク質を補給する。

このソーセージ。

タンパク質が20gもあって大きさもまぁまぁあるので腹持ちも良く、わかるぐらい食べた後に走りやすい。

お腹になんでもいいから入れてエネルギー変換するものがサイクリストには特に必要と思える。

慶野松原は景勝地としても有名なところ。

松の木も多くて、ビワイチした際の西側を走る時を思い出す。

このまま淡路サンセットラインを走る。

残りも50キロほど。

足はまだ動ける。

よく頑張れる足。

13時50分ごろ。

淡路島の映えスポット。

赤のコンテナに書かれたシュプリーム。

ここもアワイチしている道路に出くわすので立ち止まって撮る。

14時5分。緑の道しるべ 郡家公園で海を眺めながら黄昏る。

アワイチも終盤が近づき誰もいない公園で水分補給。

ここからの道は人が多くなるエリア。

淡路島の西エリアはおしゃれなお店が多くあり観光客も多い。

道路の幅は変わらずなので注意も必要。

ここでアワイチの道を少し逸れて向かうはスヌーピーアート。

ここも映えスポット。

自転車に乗ったスヌーピーがいるので撮りに行く。

写真撮る方が数名いたので待ってから撮り、これで目的達成。

このまま海岸線走り残すところ20キロ。

海の景色を見ながら走れる。

15時。看板が見えて残り5キロ。

数分走った先に見える明石海峡大橋。

道の駅あわじに立ち寄ろうと思ったけどあまりにも人が多い。

さすが連休の中日。

船の時刻みたら1時間に1本。

15時は逃したので次の16時までもう余裕がある。

150キロ初アワイチ達成

15時19分アワイチゴール。

スタートして約8時間。

よく走れた。

無事にゴールできたことも良かった。

船の観光案内所でアワイチ記念もらう。

完走したステッカー。

証明するものは何も要らなく自己申告でもらえるステッカー。

船の時間まで暫し休憩。

待合室も人も多くて、汗かきすぎているので結局外で待機。

自動販売機で冷たいコーヒー購入。

これがうまい。

キンキンに冷えたコーヒーが疲れた体を癒してくれる。

プラスカフェイン注入でまだ頑張れる。

あともう1本飲みたいぐらい美味しかった。

船の出航時間になり2回席で海眺めながら帰る。

朝と違って人が多い。

海眺めながらアワイチの終わりと淡路島を後にする。

残すところ大阪まで約60キロ

15分の船旅終えて、大阪に向けて出発。

約1時間ほど休憩もできたので、カラダも動いてくれるだろう。

と思って走り始めたら大渋滞。

車の渋滞でなかなか先に進めない。

仕方が無いが早く帰りたいのに進まないのは精神的にも体力も奪われる。

明石を抜けると進み始めたのでこれからが自分のペースで帰れる。

サイコンの帰りが2号線を選んでいたために次は信号で引っかかる。

交通量多いが43号線で帰れば良かったと思った。

2号線を走り18時30分ぐらいで西宮まで戻る。

同時に日も暮れ始めて、真夏より日が暮れるのが早くなったなー。と思いながら信号待ち。

少しでも早く帰りたいので青になればペダルを回す。

尼崎を越えて無事に大阪入り19時20分。

自宅に戻ったのが20時。

かかった時間は17時間30分

実際に漕いでいた時間は12時間30分の自走アワイチ。

距離約280キロ。

過去最高の日帰りの走行距離。

もう走りたく無いではなく次は今回行けなかったスポットとアワイチだけをしに行きたいと思いました。

今日の旅の疲れを癒すべくコーラ飲んで、肉食べて、パックして早めの就寝。

思った以上にまだ9月中旬で30度以上で手も足も良く日焼けしました。

まとめ

走った走行距離:約280キロ(日帰りでの最高距離更新)

かかった時間:17時間30分

2025年9月中旬の気温:最高気温32度、最低気温27度

服装:夏のサイクルジャージでまだまだOK

明石港のジェノバライン始発の船時刻は6時30分

大阪駅から西明石時刻:大阪5時発→西明石6時8分着

電車で行く方法もあるが、時間がギリギリの可能性もあるのでチャレンジする際は要チェックしてください。

映えスポット

アワイチ(淡路島一周サイクリング スタート ゴール地点)

住所:〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋岩屋港

AWAJI オブジェ

住所:〒656-2121 兵庫県洲本市安乎町平安浦40−6

ドラゴンクエスト記念碑

住所:〒656-0021 兵庫県洲本市塩屋1丁目1

ナゾのパラダイス

住所:〒656-2543 兵庫県洲本市由良町2877−22

シュプリームコンテナ

住所:〒656-1531 兵庫県淡路市江井2532−1(正式な記載なしですが、この辺りです)

スヌーピーアート

住所:〒656-1501 兵庫県淡路市尾崎1702−12